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ステージ 13 · 図形の第一歩

13.3  直線・半直線・線分

三つの直なる図形、三つの「伸び方」——すべての作図が頼る二つの事実。

11〜14歳向け · まず直感、それから記号
知識ポイントページ
直なる図形の三兄弟:直線は両方向に限りなく伸び、半直線は一点から始まり一方向に限りなく続き、線分は有限——両端が固定されている。

直線は、存在するなかで最もシンプルな形——紐をぴんと張ればそれで完成。でも「まっすぐ」には三種類の伸び方がある。両方向に限りなく続くもの。一点を出発点にして一方向だけ限りなく伸びるもの。そして有限で、両端に端点をもつもの。これが直線半直線線分——これからの図形学習ずっとかいたり、名づけたり、論じたりする三兄弟だ。その途中で、すべての図形を支える二つの静かな事実と出会う:2点はちょうど1本の直線を決める、そして2点間の線分は最短経路——これが「距離」の意味そのものだ。

13.3.1 三兄弟の図形と名称のつけ方

2点をとり、その間の直なる道を引く。どこまで伸ばすかによって、三つの異なる図形が生まれる。

直線端点なし:両方向に限りなく続く。両端に矢印を描いて「まだまだ続くよ」と示す。半直線端点が一つ:一点から始まり、一方向に限りなく伸びる——矢印は一つ。線分端点が二つ:有限で、矢印のないすっきりした図形だ。

名称のつけ方は大切で、ルールはシンプルだ:

図形端点名称のつけ方表記
直線なし上の2点をどちらの順でも、または小文字1文字直線 AB  =  直線 BA  =  直線 l
半直線1つ端点を先に書き、次にその上の任意の点半直線 OA  (端点 O)
線分2つ両端点をどちらの順でも線分 AB  =  線分 BA
注意

半直線では、端点を必ず先に書く。半直線 OAは O から A に向かい、半直線 AOは A から O に向かう——向きが逆で、別の半直線だ。直線と線分は順序が自由:直線 AB = 直線 BA

同じ2点 AB を直線・半直線・線分と切り替えてみよう。矢印と端点に注目——正しい表記を確認しよう。
試してみよう 直線・半直線・線分?
それぞれタップしよう。矢印の数(どこまで伸びるか)と塗りつぶされた点(端点)の数を数えよう。
図形
重要アイデア

矢印の数が「伸び方」を示す。2本の矢印 → 直線(両方向に無限)。1本の矢印 → 半直線(一方向に無限)。矢印なし → 線分(有限)。塗りつぶされた点が端点:0個・1個・2個。

13.3.2 2点はちょうど1本の直線を決める

紙に1点を打つ。そこを通る直線はいくつあるか?定規をその点を中心にくるくる回してみると——1点を通る直線は無数にある。

次に2点目を打ってみよう。両方を通る直線を引こうとすると——方法はたった一つ:2つの異なる点を通る直線はちょうど1本。その直線を直線 ABと書くことがある。

左:1点 A を通る直線は無数に広がる。右:2点 AB を通る直線は1本だけ。
なぜ重要か

だから2本の釘と張られた糸がきれいな直線を作れる——定規も2点に当てれば「固定」される。1点だけでは定規はまだ揺れる。2点があれば揺れない。2点が直線をピン留めするのだ。

13.3.3 最短経路:線分がすなわち距離だ

アリがAからBまで歩くとしよう。くねくねした道や、角を2回曲がる道もあるが、最短の道は常に直線だ。2点をつなぐすべての経路のなかで、直線の線分が最も短い。

その最短の長さには名前がある:2点間の距離だ。「AからBまでの距離」といえば、それはまさに線分 ABの長さを意味する。

AからBへ:直線の線分(緑)はすべての折れ曲がった道・くねった道(スレート色)より短い。その長さが2点間の距離だ。
重要アイデア

「直線は2点間の最短距離だ。」2点をつなぐ線分がその最短経路そのものであり、その長さが距離 AB だ。この長さの測り方はレッスン 13.4でじっくり学ぶ。

13.3.4 線分の本数を数える

すっきりした答えが出る問題がある。n個の点が紙の上に散らばっていて、どの3点も同じ直線上にないとする。すべてのペアを線分でつなぐと、何本の線分が引けるか?

1点を選ぼう。残りのn − 1点それぞれと線分でつながり、その点からn − 1本の線分ができる。n点あればn(n − 1)本に見えるが——各線分は2回数えられている(両端それぞれから1回ずつ)ので、2で割る:

線分の本数 = n(n − 1)2

nを2から6まで増やそう。新しい点は既存のすべての点と結ばれ、本数は 1、3、6、10、15 と増えていく——ちょうど n(n − 1) ÷ 2
試してみよう 線分は何本?
点を一つずつ増やして、線分が増えていく様子を見よう。+を押す前に次の本数を予想できるかな?
点の数 n 3
数え方とのつながり

同じ n(n − 1)2 は、同じ点を通る異なる直線の本数(3点が同一直線上にない場合)も数える。これはまさに代数で出会う「n個から2個を選ぶ」の数だ。図形と数え方は同じアイデアを別の服で着ているだけ。

13.3.5 点と直線の位置関係

同じ平面上の2つの図形が取れる位置関係は限られている。まず点と直線:点は直線のにある(直線がその点を通る)か、にある(一方の側にある)かだ。

次に2本の異なる直線。可能性はちょうど2つ。交わるか——2本の異なる直線が交われるのは最大1点——どれだけ延ばしても交わらないかだ。決して出会わない直線を平行といい、記号で表す:直線 a ∥ 直線 bと書く。

(1)P は直線の、点 Qにある。(2) 2直線が1点で交わる(3) 2本の平行な直線()は決して交わらない。
注意

「交わる」とは1点で出会うことだ。2本の異なる直線が共有できる点は最大1つ——もし2点を共有したら、それは同じ直線になってしまう(13.3.2を思い出そう:2点が1直線を決める!)。そして平行とは「しばらく同じ方向を向いている」ではなく、どこまで延ばしても絶対に交わらないことを意味する。

まとめ

図形端点伸び方表記
直線なし両方向に無限直線 AB = BA、または 直線 l
半直線1つ一方向に無限半直線 OA(端点を先に)
線分2つ有限線分 AB = BA

そして、すべての図形を支える事実:

練習問題 13.3

  1. 各図形を正しい表記で名づけよう。(a) 点CとDを通り両端に矢印がある直なる道;(b) 点Sを出発点として点Tを通り限りなく伸びる図形;(c) 端点MとNをもつ有限の図形。

    答え

    (a) 直線 CD(または 直線 DC);(b) 半直線 ST — 端点 S を先に;(c) 線分 MN(または 線分 NM)。

  2. 半直線 OA半直線 AOは同じものか?理由を説明しよう。

    答え

    違う。端点が異なり向きも反対だ:半直線 OAはOを出発してAに向かい、半直線 AOはAを出発してOに向かう。(直線や線分なら順序が違っても同じになるが、半直線は端点を先に書く。)

  3. 2点を通る直線は何本?1点だけを通る直線は何本?

    答え

    2つの異なる点を通る直線:ちょうど1本。1点だけを通る直線:無数。2点が直線をピン留めし、1点だけでは自由に回転できる。

  4. アリがAからBまで移動しなければならない。曲線の道、角を2回曲がる道、直線の道のうち最短はどれか、またその最短の長さを何と呼ぶか?

    答え

    直線の道が最短だ。その長さ——線分 ABの長さ——がAとBの間の距離だ。

  5. 紙の上に5点を打ち、どの3点も同じ直線上にないとして、すべてのペアを線分でつなぐ。線分は何本引けるか?手順も示そう。

    答え

    n(n − 1)2 = 5 × 42 = 202 = 10本。

  6. 平面上の2本の異なる直線が、どこまで延ばしても決して交わらないとき、これを__という。どんな記号を使うか、また2本の異なる直線が共有できる点は最大いくつか?

    答え

    平行、記号は(例:a ∥ b)。2本の異なる直線が共有できる点は最大1つ——2点を共有したら同じ直線になってしまう。

🎯 確認クイズ

6問で理解を定着させよう。正しいと思う答えをタップしよう。

§ 保護者・指導者の方へ

核心アイデア

このレッスンは「まっすぐ」という一つの言葉を三つの正確な図形——直線半直線線分——に仕分けし、後の作図がすべて暗黙に前提とする二つの基本的事実を提示する:2点が直線を決める線分が最短経路(距離)だ。本数の公式 n(n − 1)2 は、組み合わせへの穏やかで具体的な入門だ。

よくある誤りへの注意

典型的な間違いは半直線 OA = 半直線 AOとすること。半直線は端点を先に書くので、文字を入れ替えると向きが逆になる——直線や線分と違い、順序は自由ではない。もう一つの誤解:「しばらく平行に見える」から平行だと考えること。平行は全か無かの関係——直線はただ決して交わらないだけだ。

Common Core 対応:本レッスンは4.G.A.1(点・直線・線分・半直線の作図と識別)をサポートし、高校のG-CO.A.1(線分と半直線の正確な定義)および7.Gの作図学習の定義的な土台を作る。

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